自治体の存在・役割について

今日は、自治体の存在・役割について。

前回の動画で、自治体の会計に精通していると、
家計の収支がよくなったり、
ビジネスや投資に役立つと話しました。

 

しかし、そもそも大前提として、
自治体の存在・役割について正しい認識が
持てていないと、「会計」にまで
踏み込もうとは思わないはず

そこで、今回は、自治体の存在・役割について
のテーマです。

自治体の存在は身近過ぎる

 

私たちと自治体はあまりにも身近すぎます。

水道の水、通勤・通学中の道路、
子供が通う幼稚園・保育園に、
ゴミ回収や安全・安心のための警察・消防。

あまりにも当たり前すぎて、ありがたみを
噛みしめる機会は日常生活に
ほとんどないのではないでしょうか?

そんな自治体のことを私たちが意識
し始めるのは物心つく幼稚園などから。

今どきの子供たちはキッザニアなどで
大人社会の縮図をいち早く体験できるのが、
とてもうらやましく思います。

そして本格的に自治体について意識するのは、
義務教育を終え、社会人としてどんな
仕事をするか?考え出したころからのはず。

就職活動で民間企業か公務員になるか?
悩まれた方もいるのではないでしょうか。

ただその数はごくごく少数です。

平成27年度の国家公務員の受験者は13万人ほど。
日本の人口に比べたらわずかです。

選挙の投票率などを見ても、若年層を
中心に自治体に関心ある人は少ない。

自治体はワルモノ?それともイイやつ?

 

個人的な見解ですが、多くの人にとって、
自治体はよい存在ではなく、
どちらか言えばワルモノなのかもしれません。

税金(住民税)を奪う存在

子供を預かってもらえない最低な存在

しかし、自治体にも、私たち住民にとって、
良い面もあります。

その一つがふるさと納税

市場競争の原理が働き、
自治体にアピール力があれば、国民から
どんどん寄付金が集まる仕組みです。

国民一人ひとりにとっても、寄付した額面
以上の返礼品+税金還付のメリットがあります。
ここまで見てくると、私たちの生活と
自治体の接点について何となくイメージが
わいてきたのではないでしょうか?

いままで税金を奪う敵だったけど、
返礼品もらえるなら意外とイイやつ。

と思ってもらえたならうれしく思います。

 

公務員試験の志望動機

 

さらに一歩踏み込んでみましょう。

公務員試験の採用担当からの引用です。

市役所の採用担当から言わせると

「単なる街づくりで社会貢献は論外。

 貢献したいだけならボランティア活動。
 
 NPO法人にでも行ってくれればいい。
 
 市役所は民間企業と同じで、よりよいサービスを
 市民に提供するための資金(利益)を生み出す
 ことが必須である。」

 

だから、市役所をよりよくするため、
よい街づくりのためには会計が必須なんです。

会計の概念が欠落していては、
せっかくのよい街づくりの提案も
自分の立場からしか考えられなくなります。

人間は良くも悪くも自分が大事。

エゴの生き物です。

聖人君子なんて滅多にいません。

だから、会計の概念がないと、自分の生活の
延長でしか物事を考えられません。

例えば、自治体の歳出削減というテーマの
場合について考えてみましょう。

若い男性なら、
「高齢者は自助努力で老後資金貯めてるから、
社会保障は削減しよう」

子育て中の女性なら、
「高齢者の社会保障は削減して、これからの
未来を担う子供の起業家教育をすべき」

とかの極論に走りかねないのです。

いろいろな視点で多角的に物事を考えるため、
「会計」というビジネス言語は、自治体を
よくするためには必須なのです。

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