SIMちば2030体験レポート <自治体財政シミュレーション>

SIM2030というゲームを御存じですか?

ゲームと言ってもスマホのゲームではなく、
自治体経営のロールプレイング(研修)です

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MBAとかビジネススクールでの、

・ケーススタディ

・ロールプレイング

の要素をとりいれています。

ゲーム感覚で楽しみながら数字や会計に
苦手意識のある方でも無理なく、自治体
財政にとりくめる内容となっています。

もともと2,3年ほど前から九州の都市部の
市役所関係の方が開発されたそうです。

SIM熊本2030、SIMふくおか2030、
そしてSIM2030in知多(愛知県)など
九州から徐々にSIM2030前線が北上中でした。

今回はその関東バージョン。

仮想都市C市を舞台の
SIMちば2030の体験談です。

コンセプトはSIMCITY

コンセプトは往年のシムシティ
というゲームをモチーフにしているそう。

シムシティは、1980年代後半からパソコンや
スーパーファミコンなどで発売された人気
ゲームです。

プレイヤーがある架空都市の市長となって、
街づくりをするという内容。

私も小学生ごろにファミコンや、
プレイステーション等で
プレイしていた記憶があります。、

たまに父親と対戦していたのですが、
スーパーマリオやストリートファイターでは
父親に圧勝していました。

しかし、シムシティだけは父親に
勝つことができなかった
苦い思い出があります 笑

現在もスマホ版「SIMCITY BUILDIT
が無料で遊べたり、

PC版「SIMCITY FREE TRIAL」なら
4時間までは無料で遊べます

私も4時間だけプレイしました。

かつてのファミコンやプレステ版と違い、
デザインも洗練されていてスタイリッシュ。

1.インフラを整備する(水道電気ガス交通…)

2.人を集める(住民エリア新設)

3.企業を誘致する(工業、商業エリア新設)

4.市税が増える。

5.再投資して街を拡張する

というプロセスが本で見たり考えたりするよりも
ゲームで体感した方が理解が速い気がします。

 

自治体会計がわかりにくい理由2つ

 

ただでさえ会計という分野は難しい
と感じる人が多いかもしれません。

四則演算レベルの計算なのですが、
数字に苦手意識がある人も多いでしょう。

自治体の官庁会計を難しい
と感じる理由は2つあります。

・自治体会計に関する情報量が圧倒的に少ない

・自治体の会計構造が複雑

 

★執筆中:自治体会計がわかりにくい理由2つ(仮)

 

SIMちば2030の優れている点

 

上記のように自治体会計は複雑で、
たとえ公務員の方であっても、規模や金額
が大きくてわかりにくいのだと思います。

そして、いくら自治体の財政や市民が
街づくりを考えるために会計が重要だ
とわかっていても自分1人で独学
するのは大変です。

 

ゲーム感覚で楽しく学べる

 

勉強というよりゲーム感覚で
楽しみながら自治体財政を体験しよう
というのがSIMちば2030なのです。

仮想C市の市役所上の役割を
1チーム6人で分担します。

ひとり1人が「○○局長」
の役割を全うするということ

総務局
総合政策局選挙管理委員会事務局
財政局人事委員会事務局
市民局監査委員事務局
保健福祉局農業委員会事務局
こども未来局議会事務局
環境局
経済農政局
都市局
建設局
消防局
病院局
会計室
教育委員会事務局

出典:千葉市の組織図

 

それぞれの局長が所管する事業を持っています。

自治体の年度予算に応じて、事業の
取捨選択を局長判断で意思決定
していくゲームなのです。

2020年のオリンピックに向けて
○○地区にリソースを集中投下する

企業内や公共施設へ付随する保育施設
の整備にお金を使う

公共交通機関の整備にお金を使う

 

局長みんなで対話を重ねて、一つの
意見にまとめていきます。

もちろん局長の集まりで、勝手に
市民から集めたお金の使い方が
決まるわけではありません。

最終的には市議会で市議会議員の承認を
得なければ、予算案は却下されます。

そのため、市長が掲げている大方針に
即しているかどうか、頭の片隅に
置いたうえで立ち回るのが重要ですね。

 

長期的展望を持てる

 

日常の生活では、一部の企業経営陣などを除き
長期的な資金計画をたてる機会は
あまりありません。

ビジネスにおいても、当期純利益の確保
が最優先なはずです。

長期的に、「会社の資産を増やしていこう」
と思っている従業員はほぼ皆無なはずです。

また、家計においても同様です。

結婚・子育て・住宅ローンなどを機に、
ファイナンシャルプランナーに相談し、
はじめて資金計画をたてる家族が多いです。

このようにほとんどの人は長期的な財政計画
をたてるのに慣れていないのです。

そういった意味では、今回のSIMちば2030
は、長期の資金計画に慣れるための、
一つの良いきっかけとなります。

2016年~2030年までの15年度にも
わたる長期の財政シミュレーション
をすることになるからです。

いつの時代も長期的に繁栄する
組織は必ず長期展望をもっています。

 

時価総額世界No.1のアップルコンピュータ
はiPhoneでスマホ革命のトリガーを
惹きました。

そのアイデアの源泉は、30年以上も前。

創業者の故スティーブジョブズが、
手のひらサイズの端末からのインターネット
接続構想をノートに書き留めていたからです。

資源がないシンガポールやUAEが今、
繁栄を続けるのも長期構想があってのこと。

かつて、シンガポールは資源がなく、
UAEのドバイは、アブダビと異なり
石油資源はないただの
灼熱砂漠にしかすぎませんでした。

しかし、領国ともに人が集まりやすい
インフラを整え、何十年かごしの今、
ようやくまいた種が実っています。

このような大成功をおさめた
国や企業の事例に学ぶように、
長期的展望は自治体にも個人にも
必須です。

これを機に長期的な展望の重要性を
思い知らされました。

総合的に見て学ぶことの多い1日に
なりましたね。

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